南北海道市場見学

 10月、11月、2回に分けて南北海道市場に一年生を連れて見学に行きました。

コロナ禍で見学自体が難しい時期でしたが、この頃はまだ今ほど状況も悪くなかったので、できるだけ少人数で見学を行いました。

 10月には、メスを2頭、11月も去勢を2頭を出陳しましたので、学生達も学校の牛がセリでは一体いくらの価格になるのか、非常に興味深く見ておりました。

 10月のメスでは、福之姫で69万円(税別)と悪くない値段で落札されましたが、コロナの影響で、一時期よりはかなり安くなっていました。福之姫のメスの評価は、それほど高くなくって来ていることも影響してか、(血統の良い牛などは、皆さん保留している可能性が高いとか言われています。本校も受精卵で導入した福之姫は、全頭保留しています。)値が上がらないことも多いですが、今回はなかなかでした。

 11月の去勢は、2月の百合白清に次ぐ良い血統牛で、勝早桜×安福久で体重も340㎏オーバーと今年最後の期待の牛でした。

 GO TO トラベルやGO TO EATで市場の肉の値段も上がった来ていたので、11月の市場の動向は、非常に注目していました。

 開始早々から、良い値段で落札されていたので、本校の牛も期待しましたが、結果は89万円ととても高い値段で落札していただきました。(感謝、感謝であります。)

 今回の見学で、鈴音が高い価格で落札されていました。 本校でも、鈴音はかなり授精していましたので、今後の市場で楽しみですし、今は1頭肥育にもかけていますので、再来年の肥育の結果も楽しみです。(ほかに福之姫と美津照重を肥育しています。)

 また、コロナの状況が厳しくなって、12月の市場が心配になってきましたが、負けないで頑張っていきたいと思っております。

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市場の値段を予想中