受精卵の子牛が2頭も生まれました。

年度末、年度初めの学校は、色々と忙しくブログを上げるのが疎かになってしまいました。

 もちろん、その間も、牛舎は日々忙しく活動しているのですが、この2ヶ月ほどの間に9頭もの子牛が生まれました。 

 その中には、移植した受精卵の子牛やその採卵した牛の子、初産で判別精液で産ませた子牛など、期待の牛が多く生まれたので可愛くて仕方が無いです。

 

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移植で生まれた和牛(福之姫×安福久)

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エリザベス(エレガンス)系統の受精卵の仔



 5月22日に開催が予定されていた石狩の共進会がこのコロナ禍の影響で中止になりました。 今回はかなりの頭数(7~8頭)の参加を予定しておりましたが、非常に残念です。 昨年からずっと共進会が中止になっており、今回1年ぶりでの参加でしたが、このような結果になり、今後の共進会の開催も不透明でしたが、全道共進会は開催さるとアナウンスされたので、今後その目標に向かって行きたいと思います。(学生たちは、すごく頑張っているので、コロナでまた中止にならないことを祈っております。)

 昨年度は、体格審査に力を入れて、非常に良い結果を得ることが出来ました(学校で初めての4Eを獲得したり、初産で84点の牛が3頭もいました。 この春の審査でも初産2頭が83点でした。)

 しかし、今年度は他に何かできないか、特に、リードマンの機会が少ないので、良い牛も揃ってきたこともありますので、学内で何かできないか検討したいと考えています。(学内でリードマンの講習や毛刈りの講習など)

 4月からの雪解けも早く、気温もこのまま上昇するのかと思っていましたが、思いのほか気温も上がらず、肌寒い日がありますが、デントコーンの播種作業は、無事に終了しました。 牧草も、5月30日に1番草の収穫が始まり(例年より1週間遅れ)、晴れ間を縫って50個ほどを収穫しました。明後日にも収穫する予定です。

 月末には日高農場の牧草収穫が始まります。今年も良い牧草が収穫できるよう頑張ります。