日高農場では、今まで、それほど、共進会に力を入れていませんでしたが、昨年から、良い牛が少しずつ生まれてきたので、札幌牛舎の協力を得ながら、共進会に出す方向でやっております。

 一時は、体型も崩れて、酷い時期もありましたが、ここ最近は、改善されてきまして、体型得点が2産目で86点、初産で83点の牛も何頭かでてきました。 牛が揃い始めると、ようやく、共進会に出陳したいなと思う牛も出始め、昨年、日高農場産を出すことになったのです。

昨年は、2頭のジャコビーの育成牛を共進会に出陳しましたが、今年度は、マッカチェンです。

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判別精液で手に入れることが出来た2本が2本とも受胎して、日高で1頭、札幌で1頭ずつ生まれました。 日高で8月24日生まれです、春だと1部扱いですね。 先週、始めて牛を洗い、土曜日に毛刈り、この月曜日に初めて、リードしてみました。 仔牛の頃から(今でも仔牛みたいなものですが)かわいがっていたので、性格も良く、馴致、調教も反抗的態度をとりませんでした。 乳牛専攻の学生は1名で、共進会が初めての学生でも引きやすいと思います。

冬明けで、少し肉も乗っていますが、これから、運動と洗っていって、日高町の共進会、日胆共進会に向けて仕上げていきます。 

 今年、生まれる牛としては、既に生まれたアブソリュートの1頭(去年の小さい方のジャコビーの妹になります。)に続き、この後、ハンブルカインド(判別)、ケンダルが2頭ずつ、アブソリュートももう1頭生まれます。

 これからも、楽しみな牛が多く、生まれるのが待ち遠しいです。