表彰状

 年度末が近づいて来まして、学校も卒業式が近くなり、色々と忙しくなってきております。 コロナ禍の影響で、今年の卒業式も来客などが制限され、昨年に続き学生には、色々と負担と我慢を強いる状況が続いています。

 しかし、コロナ禍の中でも、就職が決定し、4月から新しい生活が始まる卒業生達には、エールを送りたいと思います。

 2通の表彰状が札幌に送られてきました。 

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 ひとつは、サツラク農協組合から、もうひとつは日高町和牛生産者組合からで、サツラク農協組合からは、高品質生乳生産の部で最優秀賞を、日高町和牛生産者組合からは、年間出荷頭数5頭~15頭(去勢)の部 第1位で表彰されました。

 高品質生乳生産とは、出荷日毎の個乳が 生菌数5千個/㎖以下、体細胞数20万個/㎖以下、乳脂肪3.8%以上、無脂固形分8.8%以上、乳蛋白3.20%以上の乳になります。

 生菌数5千個は、洗浄の機械が故障しなければ、まずクリアできますが、体細胞20万個以下は、難治性乳房炎の牛が数頭いるとクリアすることは難しくなります。

 本校の体細胞数は、大体一桁(現在は5万個前後)ですが、黄色ぶどう球菌の牛がいたころは、凝集物(通称ブツ)が出なくても、体細胞数が上がる為、10万を超えることがありました。 黄色ブドウ球菌は常在菌なので、特に過搾乳に注意することと、プレ


 ディッピング、ポストディッピングを徹底することで抑えこむ事に成功しています。

 昨年の和牛の去勢を市場に持って行ったのは、肥育を始めたこともあって、例年より少なかったり、今年度は、血統の良い、良質の牛だけを市場に出陳したので、平均価格が上がり、以前にも書きましたが平均で83万円ほどになりました。 百合白清2の子が、99万9千円で落札されたことが大きかったと思います。

 この2月市場で、勝早桜5が85万で落札されましたし、今後もこの調子で行きたいと思っています。 この1月に生まれた福之姫×幸紀雄×安福久も期待大ですしね。