体格審査 3回目

1月26日に札幌牛舎で体格審査がありました。

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審査中  じっくりと見られます


 今回は、初産2頭、2産2頭、3産1頭、4産1頭が審査を受けました。

今回も初産が1頭84点(もう1頭は81点)、2産目が87点(もう1頭は84点)

3産目が87点、4産目が88点と高得点を獲得しました。今年度、初産が3頭、84点を獲得しました。 また、2産目も89点、87点を獲得し、来年度以降エクセレントが期待されます。2歳級以下が12頭、3歳級7頭と審査頭数26頭中75%以上、若い牛が占める中で、体型偏差値は135.3まで上がりました。

 12月に自家採卵を行いましたが、4卵移植して3卵が無事に受胎しました。 乳牛の経産牛への移植でしたので、受胎率で不安がありましたが、獣医先生の協力もあり、3頭受胎することが出来ました。来年度は、ホル5頭、和牛2頭が受精卵から生まれます。

 

 和牛素牛の出荷も12月メス2頭、1月去勢3頭、2月メス3頭と続けて出荷しています。1月はご祝儀相場、まだ、非常事態も出ていなかった為か非常に高い価格で落札されました。

 1月去勢1頭が85.2万円、もう1頭が83.6万円(最後は77.2万円でした。)福之姫、若百合はやはり高めで落札されました。2月のメスも諒太郎が74万円、福之姫70万でした。メスも上がったきました。諒太郎はメスだと高く落札されます。福之姫は幸紀雄との組み合わせでした。この後も高値が期待できる福之姫、若百合、鈴音の子牛は、市場に持っていきたいと考えているのでどうなるか楽しみです。(その前にワクチン接種が始まって、コロナが終息していってほしいですが…)

 昨年は、肥育に去勢を6頭廻さなくてはならなかったので、去勢牛の出荷頭数は6頭だけになりましたが、平均落札価格は82.6万円でした。

 2月に落札された百合白清2の99.9万円が平均を大きく上げています。落札価格の低かった5月6月の市場に出さずに肥育に牛を廻したことも平均を下げなかった大きな要因です。今後の市場動向は、不明なことも多いですが、オリンピックが大きなカギになるかもしれません。3月が大きなターニングポイントになるかも…