肉牛


八紘学園と言えば、ホルスタインですが、今の日高農場では、和牛の割合が大きいです。
 繁殖雌牛の数は、育成牛も入れると44頭にもなります。年内に2頭は、廃用で出しますので、定数は40頭になり、現在、牛舎は満杯の状態です。(2頭は、まだ仔牛で哺乳中です。)
 これに素牛が28頭ほどいますので、全頭で72頭もの頭数になり、ホルの倍近い頭数を飼っていることになります。
 今年度からは、毎月、早来の市場に、素牛を出しています。4月から7頭を出荷しました。
 最も高く落札して頂いたのは306日齢,体重377kgを66.5万円で安茂勝の子です。 先月は、263日齢,体重339kgを62万円で平金晴の子を落札して頂きました。 
 去勢270日で、体重300kg、雌300日で290kgを最低クリヤーの基準にしているのですが、先月、雌で318日283kgと小さい牛を出してしまい、低い評価を受けてしまいました。(体重が軽いので、餌を増給したのですが、余分な脂肪をつけ、尾枕が付いてしまいました。途中で、餌を増やすのでなく、哺乳期にしっかりミルクを飲ますべきだったと後悔・・・初産の子だったので、量が十分でなかったのだろう・・親の能力を推測するのは難しい。最初の1週間で4kg増体していれば、良しとしていました。)
 現在、素牛市場は、高値が続いています。例年ですと、夏の相場は下がるのですが、昨年は、下がらずに上がり続きました。さすがに今年はそのようなことはないと思いますが、夏の相場の動向が気になります。
 来週の市場には、2頭、美津百合の去勢とメスを出場させる予定です。