一番草終了

 

 天候不良の為、1週間刈り取りのできなかった牧草ですが、先週の金曜日から再開し、昨日ですべて刈り倒しました。(約60町ほどになります。) 今日は、更新した放牧地の草を刈ってもらっております。(これも、テッターをかけて、乾燥させ、牛床に利用します。)
 今年の牧草は、1回、雨に少しだけ(6mmです)当てただけで、ほぼ順調で、収量も、天候が悪かった割には、昨年よりはロールの数にして、100個ほどは多く取れそうな感じです。
 土曜日が、学生の就職説明会だった為、日曜日にテッターをかける人員が確保できなかったため、私が、数年ぶりにテッターをかけることになりました。
 しかも、13町の畑を・・・・ひとりで。4〜5時間コースですか・・・
 30年来の付き合い、ファーガソンのトラクター(嫁さんより付き合いが長い)に乗って、昔、実習生だったころの記憶が甦ってきたりして、一人13町の畑を1速、2速の低速で廻ってると2時間以上かけても、半分しかかけれませんでした。(最後には、考えることもなくなって、テッターの歯とタイヤしか見ていないようになりました。)
 あと半分ある・・・と思っていたところで、札幌から学生が2名到着、テッターに乗って、助けに来てくれたので(天使に見えました!!)3人で30分ほどで残り半分の畑をかけることが出来ました。(いや〜学生の速いこと、速いこと。)
 昔、実習生だったころ、牧草のシーズンは戦争だった記憶(朝早くから、夜遅くまで作業があった。)があります。
 私は、牛専門になってしまって、牧草作業もほとんど(本当に数年に1回テッターに乗るくらい)タッチしなくなりましたが、自給飼料の酪農家の人は、今の時期、本当に大変だと思います。 今週で、1番草は終わりですが、事故などないようにかんばりましょう。