日高にも桜の季節がようやくやってきました。
 今年は、例年より、1週間ほど遅れました。(家から、花見をすることが出来ます)
 田植えも終わっていないところも多いようです。(気温が余りあがらず、水温が低いらしい。知り合いの農家さんが、田植えをしたら、手が凍えたそうです。) 今年も、牧草が心配です・・・・・・予定では、今週、デントコーンの種まきですが、天気はどうでしょうか、週末に向けて崩れていくそうですが・・(心配がつきません)
 さて、やはり、口蹄疫は留まることなく、広まっております。 宮崎県では非常事態宣言が出されたそうです。
 こうメディアに取り上げられると余計に心配です。 感染力が強いといっているのに、農家まで取材に行っているようですし。
 とにかく、感染力が強いので、移動を制限し、殺傷処分を迅速にする必要があります。 問題は、殺傷処分されていない家畜が、3万頭ほどいるそうです。(8万頭が、感染したわけではありません、家畜伝染病指針で、発症した牛がいる農家は、発症していない牛もすべて殺傷処分しなければならないとされている)
 つまり、発症したとされている農家に、まだ家畜がいるということで、これでは、まん延を防ぐことが出来ません。 (口蹄疫は、接触感染のほかに空気感染します。空気感染する疫病ほど怖いものはない) このままいけば、イギリスのように、指定地域内のすべての家畜を処分する必要が出てくるかもしれません。 そうなれば、より迅速に殺傷処分を行う必要が出てきます。(そうなれば、自衛隊にお願いするしかないでしょう)
 国の初動が遅かったなど、報道がされているようですが、道内の家畜保健所や農協は早かったと思います。
 すぐに、説明会、ファックスによる情報の提供などしましたし、そのおかげで、当場でも、消毒剤の設置をし、一年生が来ましたら、即、作業靴を消毒させるよう指導しました。
(外部から来る人は、すべて消毒!!)
 防疫は、農場の基本です。BSE,PDD共に海外から入ってきました。必要以外、外部のものの農場内の侵入は控えるべきです。