この1週間で3頭の牛が分娩しました。 うち2頭は和牛で2頭とも牡。ホルは、牝でした。初産の和牛は、人工哺乳で飼育するので、哺乳する牛が3頭となり、来月も分娩する牛がいますので、ここに来て、仔牛のペンがいっぱいになりそうです。 昨年から作ってきましたペンがようやくフル稼働になります。
 和牛は、牡でも高く売却できるので農場では、大変ありがたい存在です。 現在15頭まで増頭しましたが、後10頭は増やしたいところです。
 学生の実習が始まって、2ヶ月が経過し、学生の仕事の能力も向上してきました。
 ただ、気候の変化に対して対応していない(経験が無いので仕方が無いのですが)ので、たまに間違った判断をしてしまうことがあります。(気温や湿度が上がったりするとそれに対応にした仕事の手順に変えないとダメ)
 それも経験をつんでいくとわかって来るものです。トライアル アンド エラー です。
 毎週、いろいろな”もの作り”だけしているわけでは、ありません。 
 2年生は、卒業するためにはレポートなるものを提出しなければなりません。
 6月になって何人かの学生が実験の準備を始めたり、調べものを始めたりしております
(学生のために購入した本、ほか何冊か貸し出し中)。
 今週、がんばっているのが、この予備実験。
写真なんだかわかります??
 写真にコクシジウムの卵(オーシスト)があるのですが(判断が難しい・・・・それ以上に見つけるのが難しい!!)、実験のときに限って、下痢の牛がいないのです。 健康だから卵も少ないので、わらの中で針を探すような作業をしております。
 実験するには、下痢の牛が必要なんだけど、下痢が出ないように牛舎を改修してしまったから、前みたいに出ないと思うのですが・・・2ヶ月で結果を出さないとダメなのに、大丈夫なの・・・・