学生達が先週の金曜日に札幌からやって参りまして、日高も新学期が始まりました。後継者、非農家が半々とここ最近では、非農家の学生が一番多い年かもしれません。
 (定番の蹄病治療講座)
よって、される質問も”え??何??”と思ってしまうものも多く、新鮮さと感じる反面、もうちょっと勉強してねとも思ってしまいます。
たとえば、
学生の質問”ポニーと馬は交配できるのですか?”
答え”同じ馬なんだから、できるでしょ。 問題は、サイズだけ”
学生の質問”ポニーって食べれるのですか?”
答え”ポニーの一部は、肥育されてます。 私は食べたことはないけど、おいしいらしい・・・・”などなど
 ポニーが珍しいのかもしれませんが(最近、都会では少なくなった??)とにかく、6ヶ月がんばってもらいましょう!!。
 授業の最初として調馬索運動の練習を始めさせました。 もちろん学生は、馬が廻らず、(止まってしまう)悩んでおります・・・
 馬にさわったこともない学生、ましてや乗馬の経験もない学生に、収縮、伸長なんて言っても、仕方ありません。もちろん調馬索は難しいのですが、馬と会話するには、良い方法なのでさせております。
 さらに学生のために、この春、日高の図書館で授業に最適な本を見つけました。
 
題名は、”馬と踊ろう”クラウス・フェルディナンド・ヘンプフリンク著です。
 馬と始めて、生活を共にする人には最適の内容では、ないでしょうか。
 馬と会話するには、どうすればよいか、立ち位置、態度、動作などわかりやすく書いてあります。
 でも残念なことにこの本は非売品で日本競走馬協会の会員向けに限定で5年ほど前に出版されたもの。
 日本競走馬協会に問い合わせますと、すでに絶版になっているとのこと・・・これで諦めてはと、協会に許可をいただいて、コピーをとらせてもらいました。(学校だから、許可もらえた?)
 とにかく、馬の本は、専門書は少ないし、高額だし、部数が少ないので、すぐに絶版になってしまいます。
 学校で、購入できるものは、できるようにしたいと考えております。