今年、日高農場には、色々な新しい機械が入ってきました。 
 昨年は、自動離脱の搾乳機でしたが、今年は、耕作に新しいラッピングマシーンが入りました。
 ついこの前まで、多人数のフォークでコンパクトの乾草を上げていたのとは、作業スピードが違います。 
まず、たった3人でロール、ラッピング作業ができるということ。 少人数での作業ができることで、札幌と日高同時に牧草の収穫ができるようになりました。 これまで、札幌が終わらなければ、始まらない日高でしたが、これで問題は解消され、品質の高い牧草が収穫できそうです。
 最近、濃厚飼料の値上げする基準となる、大豆やとうもろこしの先物取引の値段が、また、ジリジリと上がり始めました。(ガソリンも、知らないうちに120円台に!!)購入飼料を減らすためには、高品質の自給飼料の生産が不可欠です。 日高も、高効率、高品質の農業時代へ一歩踏み出しました。
 残念なことは、八紘学園の伝統がまた日高農場からひとつなくなってしまったこと。日高の1年生の集中作業(牧草上げ、デントコーンの種まき、ホー除草など)は、この機械の購入で、全てなくなりました・・・・・
その他に、中古ですが、ユニック付きのトラック(札幌からにお下がり)
私は免許がないので、まだ使用出来ませんが、(また、コマツで取りに行こう)色々と役に立ちそうです(早速、緬羊の購入の際、働いてもらいました。)

これは、あくまでもテンポラリーですが、憬れの自走式芝刈り機!!
 イスラエルに居た頃、この自走式を改造して、自家用車の代わりにしてました。(懐かしい・・)
 耕作が芝を作っているので、その芝を刈るときにだけ、日高にやってきます。
今までの機械と比べると時間、労力とも全然違います。問題は、狭いところが苦手なところ、日高農場内は、木が多いからちょっと問題です。
 牛舎の今年購入の目玉は、新式の枠場(牛の治療枠)!!値段は、ラッピングマシーンより遙かに安いですが、枠場にして、20万円を越える値段なんです!!
 でも、値段以上の価値は、ありますよ!!
その話題は、次回に。