やられました・・と言っても”新型インフルエンザ”では、ありません。
アニサキス”という寄生虫にです。 ソイの刺身を食べた後、2時間ほどしたら腹痛が起こり、トイレに行っても硬い便しか出ず、次第に腹が張ってきて、ガスが出始めて、それとともに軟便に。 どうにも、治まらないので、病院に行くと診断は、”アニサキス

 ソイなんかの魚の内臓にいるそうなんですが、身の中にもいるそうでそれに当たったようなのです。 人間には、寄生できないそうで、1週間ほどで死んでしまうそうです(鯨とかイルカには、寄生するそうです。)しばらくは、胃薬のお世話です。
 海外の牧場で、仕事をしていたこともあり、日本では罹らない(罹りにくい)伝染病に感染したことがあります。(自慢だね)
 ”デング熱” 蚊が媒介する伝染病で、マラリアに似てますが、波状熱では無く、関節や頭が金属バットで殴られる(折られる)くらい痛くなる症状がでます。もちろん高熱も40度はでますけど。 私はこれを2回ほど感染してます。回数を重ねるごとに重症化していくんですこの病気。 次感染すると”やばい”です。
 ”赤痢” 米のとぎ汁のような便が出ます。 とにかく、便が止まらないので、ベッドからトイレまで新聞紙を絨毯のように敷いた記憶があります。 私がいた国では隔離されず、自宅で水と薬を飲んで直しました。
 あと、”サルモレラ” これも下痢ですね。牛が感染していたのを貰ってしまいました。 この時も新聞紙を敷きました・・・
 ”デング熱””マラリア”など虫が媒介する病気は別ですが、赤痢やインフルエンザのような菌に感染しないために必要なことは、手洗いです。(経験から学びました)
 農場では、仕事が終われば、必ず手を洗いますし、(O-157対策ですね)家に帰っても手洗いです。
 後、病気になれば、人との接触を避けること。赤痢の時、隔離されると思いましたが、動かなければ(動けないのですが)病気は広まらないのですね。(その国自体にそのような施設が無いこともあるでしょうが)
 流行時、出先で食事する際も、その前は手洗い。 多くの人が共有するものに(ゲームセンターなど)触ったら、手洗いするなどすれば軽減できます。 とにかく、口や鼻に菌を近づけないことですね。
 ノルウェーで仕事をする時、入国後すぐに保健所に行かされ、すべての持ち物を蒸気殺菌、体は金属製のなべみたいな浴槽に入れられて、消毒用洗剤(石鹸)で洗浄?されました。 確かノルウェーは、狂犬病も無いくらい防疫の対策を取っていて、海外から牧場に働く場合(又は、牧場に行ったことのある人)は、この処置がとられていたようです。
 水際作戦をとるなら、最低これ位しなくちゃ意味がない????