書いたプログがマウスの操作ミスで一瞬で消えてしまうという事件が続き、心が萎えて書くのをやめてしまうことが続いてしまいました。 まだ、システムに体がなじんでいませんな・・・
 ここ数日の間に、ホルとポニーに赤ちゃんが生まれました。 ともに無事生まれましたが、ポニーのほうは、黄疸が心配で数日は、経過を見なければなりません。
 札幌のマークスマンクィーンの娘”リスベス”に雄の仔が生まれました。予定日から8日ばかり遅れたので、難産が予想されましたが、何とか母仔とも無事で生まれました。
 初産の牛で、予定日が1週間遅れると普通は、注射を打って分娩を誘発するのですが、7日目に産道が落ちたのでそのまま分娩させました。 注射を打つと、後産停滞になりやすいので、できれば打ちたくないですが、遅れすぎると生時体重が大きくなって、難産になることも避けたい、どちらを決断をするの時期が、予定日から初産だと七日目、経産だと9日目においています。
 最近は、できるだけ助産しない方がよいなどと言われたりもしているようですが、今回のように遅れた場合は、うちでは、積極的に手助けします。
 一次破水後、子牛の体位を確認したり、産道を拡張するように助けたりと環境を整え、頭が産道を出たら、助産用ジャッキで子牛を引きだしました。
 多少産道が傷ついたかもしれませんが(尿の仕方が、断続的なので)陰部も切れず、母牛も分娩後すぐ起立したのでストレスもそれほどでなかったと思います。 大きな陣痛が長く続き母牛の体力を奪われたり、産道で子牛が長時間停滞すると頭が鬱血したりするのは、やはりその後のことを考えると長時間の分娩は避けたくなります。
 できるだけ生時体重の小さい種牛を種付けすればよいのでしょうか、最近のホルは大きくなるばかりなのでそれも難しいのが現状です。(種付け月齢を遅らせるのも経費の面からよくないし)
 来年、残すよう予定の未経産牛には、和牛の卵を入れる予定、これなら分娩は安心、安心。
 明後日には、2年生がやってきます。