今日は、日高町B&Wショー(共進会)なのに、朝から大雨に強風。 日高の共進会の時に天気の良いのは、本当に少ない。 毎度のことだが、牛の事を考えると気が重くなる。 雨が降ると折角の毛刈りが引き立たない、風が強いと、砂埃で目も開けられない(ここは、火山灰土だから)、この季節だと、寒いから牛達が皆寒がって背中を曲げる・・・・と、気が重いのも、今日は、半分で済みそうだ。なぜって、今回は札幌の学生がリードマンをしてくれることになったからだ。
 午前中の仕事を終わらせて、会場へ。 すでに札幌の学生は到着していたし、牛のほうも大体の準備は終わっていた。私がやることと言えば、牛を綺麗に拭きあげることぐらい。
 今回は、3部と5部の育成に一頭ずつ出陳。 瀬能さんの審査は、スムーズで気が付けば、もう3部の安藤君の出番。 さぁリンクへ!! あれ、牛が・・・歩かない。 首の短い牛が、頭を下げて歩くので、さらに短くなってしまって、ジッとしていないから、好く見えない。 合図がちゃんと牛に伝わっていないみたい・・
 結局、3番目でした。 鷺巣君のマリンは、彼が上手にリードしてくれましたけど、4番目でした。
”あなたは、群れのリーダーだから、馬も牛も言うことを聞くけれど、学生はそうじゃないのよ” 毎回、妻に言われるのですが、今回も同じミス。 自分がリードできるとそれに納得してしまうのですね。 それ以上、牛に求めない。 安藤君は今回で3回目、それほど経験が無い。 牛をリードすることはまだ無理だったのにそれを彼に求めてしまった。 もっと牛が歩くように調教すれば、良かったのだけれど、もう一頭のほうが、うるさかったのでそちらを最後まで時間をかけてしまった。(マリンは、とってもわがまま、でも、すごくかわいい牛、性格が表に出る牛なんです)
 今年は、日高乳牛の学生は、いないので今後のショーの予定は、未定です・・・
(そういえば、今年は、全家畜共進会だから、音更か・・・)