今週から、2年生の実習が始まりました。 日高の学生の実習開始は、4月末からの予定なので、まだしばらくは、職員だけです。 けれど、早速、今日、耕作が学生を連れて日高にやってきました。(防風林の下草刈りだそうです)
 新1年生は、来週入学式で、今週末に、札幌の入寮です。 今年は、35名と定員一杯一杯です。 どんな学生がくることやら、ちょっと楽しみな感じです。
 先週から、色々と調教しております。 何を調教しているかといいますと、馬と牛です。
 馬は、去年の冬から全く乗っていないので、馬も人間も体と感覚が呆けてしまっているので、それを元に戻すための調教。
 牛は、今月22日にある日高の共進会に出陳するための調教です。
 馬は、今日が2回目。 前回調馬索と速足だったので、今回は、軽く駈足と外乗と考えていたのですが、これが全くの失敗でした。少しフケ(発情)がきていたみたいで、他の場所の馬を見た瞬間に興奮状態に、こうなってしまうとどうしようもありません。 怪我する前に、下馬して、離れた馬場で速足と駈足の練習となりました。
 うちの馬、興奮するとダメなんです。落ち着いている時は、良い馬なんですけどね・・・・(たまに、メンコを被らせようかとも、考えます。)
 牛のほうは、とってもよい子です。 前回、ジャッジングで使用しているので、おとなしいもの。  その時のベストリードマンに選ばれてました。引っ張ってもらった時もおとなしく歩いていたので(皆に牛のおかげだろ、と言われておりました)ショーの時、札幌の学生が引っ張っても大丈夫でしょう。 ただ、もう一頭の方が、若干心配ですが。
 私は、牛も馬も基本的に同じように調教します。 舌鼓で合図したら、歩けの合図。褒めて、愛撫して、動作を覚えさせる方法です。
 馬は、緊張(指示待ち)している時は、耳が横に向きますし、牛は、ずっと目を私の目に合わせて来ます。 
 この時間が長い時ほど、よい結果が出せますが、耳が後ろに行ったり、アイコンタクトが取れなかったりすると、もうだめですね。
 とりあえず、来週がショーなので、時間があれば調教はしたいと思っています。