写真の車は、私のおもちゃのGMコルベットです。 最近のニュースでは、この会社自体なくなってしまいそう(倒産・・・)な感じですが、車齢16年目の我が愛車は、絶好調です。
この、無駄に大きいアメリカンスポーツカーと牧場にいる牛とは、どちらが環境に悪いでしょうか??? 
さて、この現代では、このような車は、肩身の狭い思いをするのですが、本当のところどうなんでしょうか??
 今日の朝日新聞のコラムにもありましたが、あのブッシュ大統領が推進していたある団体は、温室効果について、CO2の役割に疑問を持っていたそうである。(ブッシュの関係のある団体では、少し平等では、無い感じはするが。)空気全体の0.02%しかないCO2がそこまで地球に影響を及ぼすか、どうか、そこに疑問を持っているわけだ。 そもそも、地球の温暖化自体が地球のサイクルだというわけだ。(昔は、今、氷のグリーンランドも緑が豊かだったそうな・・・)う〜ん、言われてみれば、そんな気もする。
 もうひとつが、ドイツの話。 ドイツには、高性能スポーツカー(日本では、ほとんど死語ですが)が多くありますが、そのオーナーが、税制に対して、不満を持っておりそうな。 あるポルシェのCO2の排出量は、350g/kmだそうで、トヨタ プリウスは、わずか108g/km!!
 ここからが、彼らの主張、”ポルシェで我々は、1年間で3000kmしか走らない。プリウスの連中は、10000km以上走る。 排出するCO2は同じなのに、税金は、我々の方が多いのは、不公平である。”
 確かに、そうである!! 車なんて、動かなければ、ただの大きなミニカー(こんな表現は無いか??)CO2は、排出しないのである。 だから、動いたものに対して、税金は、懸けるものであるべきだという彼らの主張は、とても理解できる。
 私のコルベットも車齢16年目でまだ13000kmしか走っていない・・・計算では、とってもエコなのである。(コルベットも、350g/kmほどです。)
 さて、牛さんはどうでしょうか、彼らも生き物ですから、呼吸します。だから、CO2を排出するのですが、それより問題なのが、反芻動物であること。 
 第4胃内で、作られるメタンガスは、CO2の20倍もの温室効果があるとされています。
牛は、それを年75kgも生産するのです!!  コルベットなんか目じゃない!!
 もちろん、環境にやさしいとされている堆肥からも、メタンガスは発生します。
 悪いのは、人工物だけではないのです。
 知れば、知るほど環境問題は、難しい・・・一体何が正しいのか??