hakkou-hidaka2008-01-22

9ヶ月目にして、始めてコメントが付きました。 見ている人が、身近な人達ばかりなので、(批評は、直に聞けたので書いてもらう事が無かった。)でも、やっぱり何も無いのも悲しいのも事実。ありがとうございます。本当に優しい仲間です。
 写真は、この前生まれた和牛の子牛。 かわいいでしょ。でもこれ雄なんです。だから10ヶ月後には、素牛として出荷され、30ヶ月前後で肉になってしまうんですよ。 これが畜産です。 でもその間は、かわいがりますよ。
 ここ日高も、寒い日が続きますが、雪は全くありません。 本当に北海道かいな???と思うくらい。 近所なら、夏タイヤでも外出できそうです。
 寒いと困るのが、水関係。 特にフリーストールの水槽は、寒いと大変です。雪が無く、山からの乾いた風のおかげで動物達の体は、脱水状態になります。夏と同じように水が必要なのですが、この冷たい水を飲むと体が冷えてしまう。 体が冷えてしまうと体温を戻すために、より多くのエネルギーを浪費します。 また、第一胃の動きも悪くなり、乾物摂取量が低下してしまいます。 つまり体温を維持するために、多くのエネルギーを必要とするのに(大体15%増し)、乾物摂取量は低下するという悪循環に陥ってしまうのです。
 肥育の牛を入れている房の水槽は、ヒーターが入っており温度が高めに調整できるようになっているのですが(肥育牛が、食べている餌を保温に廻すほど無駄なことはない)、ホルの育成の方の水槽は、大きなボールが水面に浮いていて冷気を入ってこないようにしているもの。
 これが、あんまりよくない。 まずボールが凍って飲めなくなることがある。 水温が、気温に影響され、冷たくなるなど、尽く牛のためにならない。 ただひとつよいことは、光熱費がかからないこと。
 でも、牛の発育を考えるとやはり交換が必要と最近考えるようになりました。 いま、良い製品を探しているのですが、保温できるものって洗うのが難しいものが多いんです。(水抜き穴が無いものがある)
 汚い水槽も乾物摂取量を低下させる原因のひとつ。 保温が出来て、簡単に掃除が出来、価格が安い水槽ってないですかね。