hakkou-hidaka2007-12-06

めったに写真なんか載せないのに、これって何の写真??と思われる方が多いと思います。 これ、秋蒔き小麦の畑なんです。 そうなんです、鹿に青い部分をみんな食べられてしまったかわいそうな秋蒔き小麦の写真なのです。 一昨日、耕作が畑まで行ったところ、絶句!!畑には一面、鹿の足跡だらけ!!葉っぱという葉っぱは、すべて食い尽くされていました・・・・試験的に今年播種したのですが、これでは何にもなりません。
 日高農場は、全部で120ヘクタールもあるのですが、実はその半分近くが森なのです。 この小麦畑は、その森に隣接するように作られていたのだから、鹿たちが食べに来ないわけがありません。 見事に全部食べてしまいました。
 そういえば、馬のクラブのオーナーの蕎麦の畑も鹿に食い尽くされてたと言っていましたが、そこも森のそば、人にめったの来ないところ。鹿が食べに来るわけです。でもこの蕎麦を食べた鹿は、その後このオーナーに撃たれて食べられてしまったそうなので、元は取れたかもしれませんね。
 (この前の休みに食べた鹿シチューの肉がそうだったのかな??)
 この地区でも、鹿による食害があるので、年に1回か2回ほど駆除されているようですが、鹿も賢くその時期になると国道そばに滞在しているようです。( 国道近くは、民家もあり、発砲禁止ですから、撃たれる心配がないのです。) だから、この近くにいる鹿は、体も大きく(一瞬、馬かと間違うほど)角も立派で貫禄があります。
 けれど鹿が飛び出して車に当たると大きな事故になりかねません。実際、鹿をよけようとした車が崖に落ちたこともありました。
 道東、道北は狩猟期間が延長されて、鹿には、受難でしょうが、ここだけはいつまでも、鹿にとっては理想郷なのかもしれません。
 (夜に聞く、雄鹿の鳴き声は、とても幻想的で、好きですけどね。)