ラジオから流れてくる曲が、冬のものになりました。(クリス・レアの曲なんて、この頃しかラジオから流れないものね)歌詞の中に、雪だのクリスマスだのと寒い季語が出てくると、毎年外の作業でも水作業がつらくなります。
 ホイールローダーで、フリーストールのウンチ出しを毎日しているの関係上、洗車は、毎日の日課。フロントからタイヤまできれいに洗わなくてはなりません。 もしこれを、サボるとあっという間にボディがサビ始めるのです。
 とにかく、使っている環境が劣悪!!。 海からわずか数キロですから、塩害があります。 フロントの爪などたった1日でサビが発生するほどです。 それに、追い討ちをかけるのが、牛の便、小便の酸。これもとてもきつい。何もしなければ、ガルバニウムのトタンでさえ、数年で穴が開いてしまうほど。
 昔、実習していた牧場のローダーは、2年でドライブシャフトが折れてしまった・・・・(一度も洗わなかった為だけど) うちで前に使っていたホイールローダーも、ホイールのカバーがボロボロのバギバギで穴が開いてしまった・・・(一応、毎日は洗っていたのだけれど、カバーの内側まで洗っていなかった) この経験を踏まえて、今のホイールローダーは、比較的きれいな状態を保っています。 でも、真冬の寒い中の洗車は、洗った先から、凍っていくのだから、洗うこと自体が大仕事。
 その季節が、とうとうやってきたのかとつらくなります。
 サビを防止するのは、水、又は電解質、ガスを金属から遮断するか(塗装をする)、金属自体に電気を流して、安定化させて酸素と結合させないないようにする(酸化、腐食させない)方法が一般的です。(私の自家用車は、車齢15年の古い車なので、錆び対策は、必要以上にしています。 車の下回りは、ボルボの使っているというノックスドールを塗布(これは錆びにくいことで有名) あと、アノードで微弱電流を流しサビの進行を遅らせています。)
 牧場で、もしウンチまみれになっているホイールローダーがありましたら、明日にでも洗ったほうがいいですよ。 ほんと、あっという間に腐食してしまいますから。