学生がいませんので、日々が淡々と過ぎていきます。 大きな仕事はほぼ終わってしまったので、後は、冬支度くらい。 昨日、花壇を冬支度を終わらせてもらいました。 来年も綺麗な花を咲かしてほしいと思います。 日高山脈が雪景色になりました。 冬はもうそこまで来ています。
 今、ある動物と全面戦争をしております。 その動物とは、”ネズミ"です。 
 本牛舎には、猫が2匹常駐しているので、被害はほとんどなかったのす。 ほぼ、猫のおかげで、牛舎内からネズミを駆逐できたのです。(もちろん、衛生環境を考えて、牛乳処理室には、人間以外の動物の立ち入りはできないようになっています。)これまで、この猫達とネズミの代理戦争だったのですが 猫達が最近前線を拡大したため、(鳩や雀、野鳥までも捕獲対象としている。)離れているD型倉庫が、最近ネズミによる大きな被害を受けるようになったのです。
 この猫達、大変有能なハンター(プレデターと言ってもよいでしょう!!)で、ほぼ毎日、何がしかの獲物を獲ってきます。(賢いことに、捕獲すると、鳴きながら牛舎に帰ってきて、我々に報告し目の前で食べ始めます。すばらしい!!) でも捕まえてくるネズミをよく見ると大きさがハツカネズミほどのものばかり、いままで仔ネズミかと思っていたら、これってアカネズミという森林ネズミだったのです。(だまされた・・・)
 そうです。猫達は、旨い動物しか獲ってきていなかったのです。(鳥も最近は、野鳥が多い。これってやっぱりおいしいからか?)
 そのため、手が回らなくなった(猫にしてみれば、猫の手も借りたい状況なのだろうけど・・・)為、クマネズミがその隙をぬってD型倉庫に侵入したのでしょう。
 粘着テープは過去の成績がよくなかったので、今回は捕獲かごを使用。餌は、やっぱりチーズでしょ!!とことチーズで仕掛けてみました。
 現在、びっくりするくらい捕まります。 最初クマネズミと思ってましたら、ドブネズミでした。(耳の大きさが違う、ドブネズミの方が小さい、尻尾が短めなことも特徴) クマネズミは、垂直方向に上ることが得意で、ドブネズミは地面を中心に水に近いところに生息するといわれています。 牛舎に出なくなったのは、猫のおかげだけでなく、ネズミがクマでなくドブネズミだったことも要因のひとつでしょう。 クマネズミは、警戒心が強いので捕まりにくいそうですが、ドブネズミは、かごでも捕まるので、駆除ができそうです。 クマネズミが、侵入すると大変ですが(警戒心が強く、捕獲器や殺鼠剤に近寄らない)他のネズミに比べて、寒さ、飢餓(3日しか持たないとされています。)に弱い特性があり、餌を簡単に食べれないようにきれいに整理整頓すれば、ある程度、防衛できるようです。 ただし、コンクリートでも何にでも穴を開けてしまうので、それなりの対処は必要になるでしょうが。