昨日、今日と休みだったので、今まで伸ばしに伸ばしていた家の中の整理をしていました。 今年の春に校宅を改修していただいた後、大まかな整理だけしかしていなかったので、冬を前に大掃除です。
 とその前に、私の所属しているクラブのオーナーから息労を調べて暮れとのことだったので、去年、これの影響で馬を亡くしているので、少し調べて見ました。
 息労とは、馬のアレルギー疾患のひとつで、最初、咳、鼻漏などの症状がでます。 その後肺の中に汚い滲出液が溜まるため、呼吸がしにくくなり、軽い運動でも努力性呼吸をするようになります。経過が進むと更に呼吸が苦しくなり二段呼吸になり、息労溝ができ慢性化します。
 治療効果は、あまり上がらず、慢性化する難しい病気です。 私のところの馬は、長く軽い症状が続いていましたが、種付け中に発作を起こし、その後、肺の状態が戻らず亡くなってしまいました。
 この病気には、有効な治療法がなく、乾草を中心としている牧場で発症しやすいとも言われています、またある種の草にも原因があるとも言われており、放牧中でも発作を起こすことがあり、その原因はいまだはっきりとは分かっていません。
 埃などを少なくして、とにかく環境をよくしてやることしかありません。 最近では、いろいろなハーブの製品も出ているので、それも有効かもしれません。
(去年は、ミント系のハーブなど呼吸器に効くものを給与していました。)
 同じような馬を出さないように注意しています。(種馬など、キューブなど埃の出るものには、水を掛けて給与しています。)