最近は、2日続けて書くことも珍しくなってしまいました。(最初の頃は、せっせと書いていたのに) 日々の生活が平穏だと書くことなどないって言うもの。 テレビのように、毎回何かあるようだと、それこそ問題です。(日記なんて書く暇なんて無いでしょう)
 学生の日記にも書いているようですが、和牛の子牛の食滞に手間取っているだけで、毎日、平穏な時が過ぎております。 分娩後のサリーも、蹄底潰瘍がありますが、食欲はしっかりしていますし、採卵用の和牛の種付けも無事に終了、27日に採卵の予定。一番の懸案事項は、昨年難産で、死産となってしまった和牛の分娩が近々あることでしょう。
 時間あれば、牧場整備。 草刈、草刈、酪農で夏に問題になるのが、害虫防止に有効なんです。
ハエ、ヌカカ、ブヨ、アブが代表的ですが、 これが、大発生すると牛のストレスは、大変なものになります。でもこれ、虫の生態を理解すると、駆除できるのです。
 ヌカカとブヨ、咬まれると非常に痒いのですが、こいつらは、水が近くなければ生きていけません。それに移動できる距離も短いので牧場の周りに汚い水溜りをなくし(いらない機械やタイヤなどは絶好の住処)、藪を刈ってしますと数が減ります。
 アブは、林の近くに放牧地を作らなければ防止できるのですが、それは少し無理かもしれません。アブは、気温が高いとき(25度前後から上)行動するので、牛を夜間放牧すれば、害は防げます。(アブは、背中を刺すものと、腹を刺すものは種類が違うので注意してみてください。)
 問題は、ハエです。 今年は、気温が高いので、日高農場でも多く発生しました。 法律で堆肥舎を作らなければならなくなったので、その影響もあるようです。(2日に一回は手前の堆肥だけは切り返すのですが、充分ではないようです。)パドックの糞もできるだけ取るようにしていますが、全部取りきれるわけでもないので、発生してしまうようです。
 牧場を整備し草を刈ってしまうと、虫の隠れる場所がなくなります。そうすると虫は減少する。できるだけ、薬は使いたくないので、草刈などかなりがんばっていますが、それでも10日に一回くらいは、堆肥の周りには薬を散布する必要があるようです。
 何か、良い方法がないか現在検討中・・・・
 明日から、私は馬の競技のため十勝に遠征です。 学生達は、全道共進会見に行って勉強してきてください。