暑い時期が過ぎましたので、ぼちぼち受精卵の移植、採卵の計画を進めたいと思うのですが、ここに来て、この夏の暑さのストレスからか発情が良くありません。 搾乳牛は、無事に8月上旬に種付けを終了し、暑さを回避でき、うまく行けば今月末には、受胎確認ができると思います。(もちろん、この暑させいで、着床せず、再発や膿腫などになっていなければの話ですが・・・)
 前に話したこともありますが、ただいま和牛を増頭している最中で、今年は、すでに3頭もの雌が産まれ、すべて繁殖用に残すことになっております。 更にこの計画を進めるため、和牛の受精卵を購入し、これをホルに移植、系統の良い繁殖和牛には、多排卵をさせ採卵を行うことになっておりました。 が・・・・・発情がよくないのです。 
 和牛は、この前の発情まで、はっきりとした良い発情だったのに、ここに来て微弱・・・(前回は、暑いととのことだったので延期になったのです。)
 移植予定のホルの育成牛も、卵巣に卵と黄体が同居している状態でこれまた微弱・・・・育成では、あまりこんなこと無いのですが、やっぱりこの暑さでホルモンのバランスがちょっとおかしくなったかもしれません。
 和牛の受精卵も、精液もホルよりかなり高いので、使用に関しては慎重になります。(今回使用予定の精液で2万円です!!これでも安いほう、4,5万するものあります。)
 今週から雨が続くようなので、これからは雨が降るごとに気温も下がります。 今も雨が降っていますが、20度ありません。 気温も下がれば、発情ももとに戻ることでしょう。