hakkou-hidaka2007-08-13

 寮前の気象観測機器が今日30度を表示しました。 いったい何年ぶりの気温でしょうか!! 日高地方は、北海道中でも避暑地と呼ばれる夏が暑くない地方・・・それがこの気温、ということは他の地方は・・・37度ですか・・・これくらいで暑いと言ったら怒られるかもしれません。 ちなみに夜は18度まで下がりますから、窓を開けて寝ると朝方は寒いかもしれません。
 でもこの気温、牛にとっては、死活問題です。 牛の適正気温は、23度以下ですから、今までのように、朝に外に出すことはできません。(朝の7時には25度越えている)よって夜の9時に餌を給与した後に、外に出すことになりました。 その頃の気温は20度前後、 また少し霧も出たりするので、牛には過ごしやすい事でしょう。 暑さにバテタ体も、霧の冷気で冷やされて、朝の餌の食い込みのよくなることでしょう。(牛は、体の中に発酵槽を持っているので、じっとしていても体は熱い!!)
 そういえば、最近開発された噴霧器は、体に水滴を感じさせないほど細かく噴霧するそうだ。 直径0.016(だったかな??)の穴に、高い圧力(50気圧だったかな)を掛けて、水を噴霧すると、蒸散作用で体温が下がるのだけれど、水滴は体に感じないそうだ。 これを牛舎の中に利用できないものだろうか・・・ (日高には、必要ないかも・・暑いのは1週間ほどだから・・・)