hakkou-hidaka2007-08-11

 子馬が二頭とも売れました。 と言っても引き渡すのは、来年の春なのですが。 それでも、2頭とも売れてうれしい、運が悪ければ、肉になってしまうポニーもいるのだけれど、今回、ウェルシュは、乗馬用に、シェットは、ペットとして行くことが決定しました。 それまで、馴致にがんばりたいと思います。 (シェットは、雄だから気が強い分、憶えるのが早いので楽なんですけど、ウェルシュは雌なので、気が弱いので、時間をかけながら教えようと思います。)
 馬の馴致は、生まれた時から、始めるようにしています。 そうすると、後で必要となるいろいろな事柄を教えるのが楽になるからです。
 まず、私を認識してもらうために、息を吹き込んだり(匂いを憶えてもらうため)、鼻や、口、耳、肛門、蹄、帯道、背中など手入れする時に触る場所をかなりしっかり刺激します。(学生から見れば、生まれたばかりの子馬に拷問を与えているように見えるらしいが・・・・)体がしっかりとしてくると、両手でしっかり子馬を抱え込み、動けなくして暴れなくなるまで押さえ込みます。 更に時間が経ってから、今度はロープを使って、引く練習をします。
 この刷り込みをしておくと馬の馴致の際、抵抗が強くなく、比較的楽に教えることができる利点があります。
 この方法は、他の動物でも有効だと思うのですが(私の犬でも実証済み)、残念なことは、最初にやった人にほど従順だと言う点。 
 うちのポニーたち、私の言うことは利くのに、学生の言うことを利かない時があるんです。(それって、調教が下手ってこと!!?) 私にはとってもかわいいポニーたちです。