東北の梅雨明けがなかなか宣言されませんが、日高は、今日久しぶりに快晴でした。(一時、霧がかかりましたけど)梅雨前線が、東北にある限り、日高の天気は好転しませんから、何とか梅雨が明けて欲しいものです。 (今年は、暑い夏と言う、長期予報だったのに、7月は、まったく逆の冷夏でしたから、8月はどうなるのでしょう?)
 今まで、本牛舎(つなぎ牛舎をこう呼んでいます。)で飼っていました子牛をフリーストールに移動させましたが、これが大変でした。
 この子牛、月齢が同じくらいの牛がいなかったため、ずっと一頭だけで管理していたのです。そのため、牛の社会性が全く養われてなく、他の牛と交われないのです。 
 別にいじめられる訳でもないのに、パドックから逃げ出そうとする始末・・・何度か電柵に接触するのですが、痛みより怖さの方が先になってしまい、脱走の連続・・・といっても、あまり痛みを感じていないような〜気もしない事はない。 
 早速、アナライザーで検査です。電牧アナライザーで検査すると、どこで漏電してるか矢印でその方向を示してくれます。今回も、電牧をその矢印に従って歩いていくと、ありました!!電牧の一部が柵と接触していて、そこから漏電していました。 漏電箇所を修理すると、今までの倍ぐらいの数値(電圧は高いけど、電流は低いので、それほど体には、影響しません。)になりました。 これで、柵の外に出ようなんて思うことは無いでしょう。(学生が、どれほど痛いか実証済み・・・一度触るとほとんどの牛は、二度と触りませんから、その痛さはすごいです。)
 学生と一緒に電気の基礎など説明しながら歩くと、結構知らないのですよ、電気のこと。 私は、モーター付きのプラモデルや学校の実験で、ラジオとかスピーカとか作った時代の人間なので、結構身近なものだったのですが、 今ではi-PODなど機械も小型で難しくなりましたから、電気なんて、コンセントからポンと繋いで終わりですものね。