hakkou-hidaka2007-07-07



 牛舎の改造は、より良い牧草を短期間で収穫するため、カッティングロールベーラーの導入することになり、牛舎を今までのコンパクトの牧草対応からロールパックの牧草対応にするために行われました。
 今では、コンパクトで乾草を収穫している農家は、ほとんどないと思います。 コンパクトは、キング式の牛舎では、牛に給与しやすいのですが、運搬、格納に多大な人的労働力を必要とします。 7月の日高は、天候が安定しないので、時間が掛かるやり方は牧草の品質の低下を招きます。 (実際に昨年は、8月まで一番草の収穫に掛かった。 もちろん品質も低かったわけですが・・・)
 導入したカッティングロールベーラーをフルに活用した場合、(レーキも現在より大きなダブルのもの、ベーラーを駆動するトラクターを120馬力ほどのものにすると仮定した場合ですが)時間当たり60個ものロールを作る事ができるそうです。(ロール1個が、コンパクト20個ほどだからコンパクトにすると時間当たり1200個!!面積にすると2〜3町ほど??)でも、現在使用しているトラクター、残念なことに90馬力なので少しパワー不足なので、これほどスピードが上がりません。
 6月に収穫したロールパックを少し早いですが、今日牛達に給与してみました。 青く、良いにおいのする牧草は、あっという間に牛達の胃の中に消えて生きました。 この品質のロールが、後400個今年はあるのです。なんとハッピーな年でしょう!!
 昨日、酷い下痢だった子牛は、今日かなり元気になりました。 先ほどミルクをやってきましたが、ものすごい勢いので飲んだので危険な域は出たようです。 もう少し元気になるまで、しばらく投薬は続きます。