hakkou-hidaka2007-06-21



今日は、分娩ラッシュでした。 昼の1時間ほどの間に、2頭が無事に出産しました。 期待のホルのETは、雄でした・・・・残念! 和牛は、雌でしたので、繁殖の期待の星として農場に残すことになります。
 和牛は、雌続きですので、ぼちぼち雄が欲しいところ。現在ホルの雄は、濡れ子(1週間〜2週間の間で市場へ出荷)で4万円ほど、和牛は前回で10ヶ月で50万円以上ですから、品種の違いでこんなに価格が違うんです。 だから収入を上げるためにも雄が欲しい!!(後4頭和牛の出産は残っているので、それに期待しましょう)
 分娩は、ホルスタインの場合、基本的に助産しています。受精している種が、大きな子牛を産むカナダなどのショータイプなので母牛に掛かる分娩ストレスを軽減するためです。 二次破水してから大体30分〜1時間以内で分娩が終わるように気を使ってやります。 もちろん充分な陣痛があり、産道が拡張し子牛が安全に出れるようになってから、助産するのですが。 
 大きな子牛でしたが、母親は、すぐ立ち上がり餌を食べ、子牛も自力で2リットルの初乳を飲みました。 できるだけストレスを少なめにこれが分娩では大事です。
 バンナは、初産で9800Kgも乳量が出たので、2産目もかなり出るはず。 現在、乳房はかなり大きくなってしまい、乳量も最初から出そうなので、カルシウムの低下が心配、そこで今回から日本甜菜が開発した新しいカルシウムを給与することで低カルを改善しようと対策を立てました。 2産目なので、あまり大きな効果ないかもしれませんが、とにかくやってみようと思います。