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　共進会について、、、　共進会は、ショーなのでやはり目を引くポイントのある牛のほうが有利なのは当たり前のこと。　サイズが大きければ、目を引きやすくなりますし、バランスよくスタイリッシュな牛もやはり目を引きます。　完璧な牛などいませんが、良い所が悪い所より勝っていなければ、とても上位入賞などありえません。
　今回出陳した牛の場合、うち2頭は、よい面も有るのだけれど、悪い面がそれ以上に目だってしまっていたと言えると思います。
　一部に出陳した牛は、悪い面（お腹が重い）もあるのだけれど、その反面、パワフルで力強いとも言えました。（これが学園の牛らしい）　また、歩様も安定し、牛も綺麗に見えた点も大きいと思います。
　私自身は、スタイリッシュな牛よりも、深く力強いパワフルな牛のほうが好きです。その方が経産になってから見栄えが良いし、餌の食いもよさそうな気がする事もありますから。ショーに勝てる牛が、自分の好みと違うことがあるのが難しいところです。
　今日は、小さい牛がいじめられて、危うくスタンチョンで首を吊るところでした。　いじめっ子の大きな牛は、隣の牛群へ移動です。今度は自分が一番小さくなるのでいじめられなくなるでしょう。でも移動した牛、ちょっと神経質なところがあるので逆にいじめられないか注意してやらないといけないでしょう。　環境の変わった時は、注意してやらなければいけないのは、若い人間も牛も一緒です。