最初の子馬が生まれて、約1ヶ月が過ぎました。 シェットランドのみかん君は、最近自己に目覚め始め、母親から少しずつ離れて遊ぶようになって来ました。 それがかわいい事もあるのですが、呼んでも帰ってこない、あちこちで道草をする・・・子供っていうのは、人間も馬も変わらないようですね。(もちろんその後、みかん君は、母親に怒られ、人間の私にも叱られる事になるのですが。)2週間遅れのウェルシュのりんごちゃん(取りあえずこう呼んでおきます。) 雌ということもあって、母親にべったりです。 
 子馬が生まれる基本的にすぐに馴致、刷り込み(インプリンティング)を始めます。 まず、耳、口、蹄、お尻の穴、帯道、背中などなどに刺激を与えます。 また、人間の匂いを認識させるため、鼻に息を吹き込むこともしています。 ある程度しっかりしたら、体を抱え込み、暴れるのを、あきらめるまで抱きかかえることを続けます。最初の何日間これを繰り返します。 そうすると、大きくなってから、体温計や削蹄、鞍付けなどが比較的簡単に馴致できるようになります。
 また、刷り込みすると、子馬も私のことを認識するのでだんだん子馬の方から近寄ってくるようになってきます。
 馬が人に馴れやすくなるので、生まれてすぐの刷り込みは、ポニーに、必須の事項です。(ポニーは、子供のための馬だから)
 農場のポニーもこれから縮小していくことになりそうなのですが、それでも現在子馬を入れて18頭います。 できれば年4頭位は、子供を生ませたいと思っています。
 子馬の写真は明日アップします。