今日から、また新しい1年生が作業開始です。 3名が畜産志望で、1名が果樹だそうです。 今年の学生は、体格の良い子が多く、今回の学生も立派な体格をしております。 でも今まで来た班のうち必ず一名が病気欠席になるので、今回はひとりも病気にならないよう自己管理してもらいたいです。
 今日、牛乳のタンクにデジタル温度計が付きました。 1ヶ月の乳温が記録され、指定温度から逸脱すると警告ランプが付くというスグレモノです。 これは乳温を2〜4度内にし、高品質を保つという目的のもの。 日高農場のミルクは、体細胞6万前後、細菌1千以下、乳脂肪4%前後と高品質なので、これで乳温を維持できれば、さらに品質を一定にできると言うものです。 またこの機械の導入で、乳検回数を一日2回から、1回に減らすことができるようになります。 とっても便利な機械ですが、値段が高いのが、玉にキズです。
 今年は、このほかに、バーンクリーナーにタイマーとブレーカーを取り付ける予定です。 これも、バーンクリーナーに、一定以上の負荷がかかると電源が切れ、モーターやギヤに負担がかからないようにするものです。 
 牛舎は、昭和40年代の古いものなのに、中はどんどんハイテク化です。 でも牛を飼う基本は、しっかりとした観察力これだけは、機械化するわけにはいきません。