hakkou-hidaka2007-06-03



今日は、学生の乗り物の練習を午前中しました。 男子学生のほとんどが大型特殊の免許を持っているので、教えるのが楽だと前に書きました、でも今日は、ちょっと難しい作業でホイールローダーバケット(大きな箱だと思ってもらって結構です)を使い、D型倉庫のオガクズをフリーストールへ運ぶというもの。 オガクズは軽いですから、どうしても奥へ押してしまいます。 でも押してしまうと倉庫の壁まで押してしまう。 バケット操作とアクセルの加減が難しい作業です。 それに農場で使っているバケットは特大サイズですから、尚の事いっぱい積むことが難しい。 始めは、どうしてもバケットとの奥までオガクズを積む事ができず、操作に悩んでいましたが、回数を重ねるうちに何とかできるようになりました。
 日高農場には、紅一点の緬羊専攻の学生がいます。 この学生は、車の免許を4月に取ったばかりなのですが、今日、試しに軽トラックの運転をさせてみました。 まだ、アクセルとブレーキの踏み方がうまくなく、フリーストールに激突しそうになりました。(強引にギヤを抜いて止めました。こわかった〜)これも練習すれば、きっとうまくなると思います。 
 日本では、女の人は車の運転が下手というイメージが強いと思うのですが、 わたしが今までで一番すごいと思った作業機械の運転手は、女の人でした。 私が、実習していたイスラエルでは、女の人が戦車の教官をしているそうなのですが、その女の人がまさしくその教官だったのです。
 50トンもある戦車を自由自在に運転しているのですから、TMRの大きなミキサーワゴンなんか、軽トラックみたいなものです。
 だから、この学生も練習さえすれば、きっとうまくなるはずです。