hakkou-hidaka2007-06-01



 学生が日高農場で作業を始めて、1ヶ月が過ぎました。 思いのほか、皆、作業の覚えが早く、また一年生に作業を教えている姿を見るととても頼もしく見えるようになりました。 3月の春休みに数名ずつ来た時は、かなり厳しく教えたり、叱ったりしましたが、今では叱りつける事も少なくなりました。
 この1ヶ月程で、4頭の子供が生まれました。(4月末にホルスタイン、ポニーが2頭、和牛が1頭) 大きな病気は、生まれたての和牛の子牛が肺炎になったくらいで、その子牛も、点滴と抗生剤の注射を3日間しましたが、今は、毎日4リットルほどのミルクを飲むほどに元気になりました。 多くの人が入れ替わり立ち代わり作業をすると、牛も病気をしやすくなります。けれど学生同士が、しっかりと連携し、お互いに話し合っているようなので問題なく牛舎を管理できているようです。 これは、ほんとに褒められることだと思います。 これからは、少しずつですが、より難しい事項も教えていこうと思っております。 (牛の餌の管理、衛生管理などなど) 
 今日は、午前中は1年生に乗馬(今日が最終日なので)、午後は共進会に出す牛を三頭まとめて練習しました。 Nくんが出陳する牛は、日を益すごとに良くなっていきます。 彼は、ブラッシングを1日3回念入りにしていますし、その力の入れようには、脱帽です。 その成果の発表はもう来週です。