今週からまた1年生が来きました。 こんどは、全員畜産志望とのこと、実りある一週間であって欲しいと思います。
 週の始まりだというのに、いきなりラウンダーが壊れてしまいました。 ラウンダーとは、牛を調教する機械にことで、モーターで金属の腕を回転させて、牛を歩かせるのです。日高の牛は、ほとんどこの機械で引いて歩く調教をしますが、今日の牛は、なかなかの暴れ牛で(大抵の牛は、踏ん張りながらも歩いてくれるのですが)、一撃で歯車のベアリングと軸のケーシングを破壊してしまいました。 早速、修理をと思ったのですが、古い機械のため(多分20年以上前のもの)どこの会社の機械かもわからず、手の出しようが無いため、取引のある会社に部品そのもの送り、修理してもらうことになりました。
 ところが、これがサビだらけで、部品が外せない。 半分地面に埋まっているので、手が入らないと大変で2時間かけて何とか取り外せました。 これで、何とか直せそうです。 
 八紘学園には、耕作という専攻がありまして、牧草やデントコーンなど作っているのですが、なんといってもここの凄いことは、ほとんどの機械を修理する能力を持っているということです。 トラクターはもちろん、牛舎のさまざまな器械も修理してもらっています。 特にここの副主任のF氏は、修理のほか、こちらがお願いする道具を作ってくれる確かな腕もあり、いろいろな面でとても助かっております。 学生達にも、あのような技術を身につけて欲しいと思います。 今回も電話にて、助言を頂きました。 (結局、ベアリングは、外すことができませんでした)