hakkou-hidaka2007-05-23

八紘学園は全寮制の専門学校なので、日高農場も例に漏れず全寮制です。 場内に、職員も住んでいますので、秋までの農場内の人口は、10名以上となり、ちょっと過密になります。 ほとんどのごみは、分別の上、処理場へ持ち込むのですが、生ごみのみ、場内で処置することとなっております。
 今回、深さ2mの穴を掘り、その中で生ごみを堆肥にして処置することにしました。
 ”暴力脱獄”という古い映画の中のシーンで、囚人の主人公が看守のいじめで深い穴を掘るシーンがあるくらい、自分の身長より深く掘り下げるのは、すごく大変できつい作業です。日高は、火山灰土なので簡単に穴が掘れる予定だったのですが、不運なことに、途中、粘土層のところに当たってしまい、さらに過酷な作業となってしまいました。 今回の作業も学生の協力で、1日がかりで2mの穴を掘ることができました。 これくらい深いとたまに狐が入ってでれなくなっていることがありますし、人が落ちても大変なので、明日、危険防止のため、ふたを作る予定です。
 写真は、先週生まれたポニーの”みかん君”です。日中暖かいので母さんポニーと一緒にパドックに出しております。短い足で元気に走り回っています。 結構やんちゃで、つかまえようとすると小さな足で蹴りをあびせてくるようになりました。 もちろんそんなことすれば、つかまえてから馴致調教されることになるのですが・・・・(馬も小さい頃からの躾がたいせつです!!)
 天気が良ければ、他の仲間達と一緒にしようかと思います。 これが子馬にとって、結構な試練なのです。 この報告は、また次の機会に。