年末です

 3か月も放置プレーをしてしまいましたが、この時期、デントコーンやら、何やら(いったい何かは、御想像してください。)で忙しく、書き込む時間がなかなか出来ませんでした。 書いた記事をバックアップする前に消してしまい、心が折れてしまったことが最大の原因でしたが…(今日も写真を忘れてしまいました) デントコーンは、近年ないくらいの大不作で、例年の30%減、タワーサイロの2/3ほどしか詰め込むことができませんでした。 昨年の収穫量が多かったおかげで、来年の収穫時期までは、なんとか持ちそうですが、質の点では、疑問符?が多くつきます。不作の時の作物は、質も悪いことが多いので(細胞壁が弱いとか、でんぷん量が少ないとかいろいろ原因がありますが)、牛への影響が心配されます。特に泌乳初期の牛の病気が心配されるので、多く獲れた良質の1番草でうまくコントロールしたいと思っています。
 和牛市場ですが、先月は、少し下がったようですが、今月は、年末ということもあるのでしょうが、高めに感じました。 今月、去勢1頭だけの出荷で、316日で296kgとかなり小さめ、それでも、83.7万円で落札して頂きました。
 病気は、全くしなかったのですが、隆乃国×北平安の血統で、生時体重が30kgと軽かったことが大きかったかな思います。 先月、出場した雌2頭も、320日前後で286kg前後と軽く(3頭とも同じ牛群で管理)、この牛達も、生時体重が27kg程度かなり軽かったのが、原因だと思います。、やはり、生時体重が30kgを切ってしまうと、しかも、それが1月、2月の厳寒期だと、どうしても、体重の伸びが悪くなってしまうようです。 増飼、分娩房の壁、ヒーターの設置、独房への移動を早めにして、出来るだけ大きな仔牛を産ませ、生まれてからは、体温をできるだけ維持できるような環境を提供するように心がけています。
 1月から12月まで、28頭の素牛を販売しました、去勢は、年初めから好調で、80万円を一度も切ることなく落札して頂くことが出来ました。(今月は、少し、ヒヤヒヤしましたが)雌は、もう少し安定した落札価格にしたいと考えいます。来年は、30頭以上出場できるように頑張りたいと思っています。(で、いきなり、1月の市場は欠場です。 でも2月、3月は4頭ずつの予定です)
 乳牛も毎月1頭づつ分娩が続いております、4産目以上の牛が多かった為、起立不能の牛も出てしまい、大変でしたが、今は、順調に搾乳しています。また7産目の牛は、生涯乳量が8万キロを越えており、今回の乳期で達成できるかもしれません。(430日で2万キロ絞った実績がある。)また、今月分娩予定(8産目)の牛は、9万キロ越えており、分娩さえ、無事に終えることが出来たら、10万キロは達成できると思います。昨年、日高農場で初めて10万キロの牛を出しているので、続けて出してみたいと頑張っております。
 また、来年早々、シドの仔が、分娩します。能力が高過ぎ、乳房が大きくなりすぎて、体型得点が最近悪いので期待してます。(5月にも、1頭シドの仔が分娩します。日高農場産で、アットウッドとコントラストの仔もいます。 今までと方向が違うような…)